誰も知らない2

古典文法・せいようの日記。

ネーミング、もしくは穂村弘

マンション建てることになったら、名前どーしよ、なんていう無意味な悩み、ありません?(12億当たったらどーする?みたいな、ウチの夫婦間でよくある、散歩中のネタの一つ。)

今朝の新聞より。

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タ◯ホームのもじりで、タマゴホーム、っていいいセンス!と朝から一人で盛り上がる。そうそう、ネーミングって、そーいう感じのがいいよね。イミわからん横文字とか嫌いだ。

マンションじゃないけど、ふくろう皮膚科、っていいなあ、とか。ココナラ、ってサイト名もなかなか(ただし最近、ココ◯、ココ◯◯、って感じのネーミングが世にあふれている気はする)。

山猫軒、ってのもすごくいい。でもこれは、要は宮沢賢治の手柄を横取りしただけで。そう、賢治さんのネーミングセンスはすばらしいんだよなあ。イーハトーボといい。カンパネルラといい。横文字ではあるけど。

文学者の連想で行くと、あれだな、獺祭書屋主人、って正岡子規のやつ。獺はかわうそ。獺祭はかわうそが獲物を自分の前にずらっと陳列するさま。それを書物に囲まれて仕事してる部屋の様子に見立てて、獺祭書屋。だっさいしょおく。かー。子規もネーミングセンスあるわ。

 

めずらしく出張の隙にコンパルに寄る、ということがあり。コンパルのレシートの裏にある漢字間違い、そう言えば前から気になってたんだよなあ。写真カシャってやる勇気が出なくて今日は撮れなかった。

レスカだよリスカじゃないよコンパルのレモンスカッシュおいしかりけり

エレベーター背後の鏡疲れ果てたおばさん以外何も映らぬ

穂村弘読んでたので。今日はノリが短歌。